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2022/05/27
  • 学校行事

聖母をたたえる集い②

 5月26日(木)、聖母をたたえる集いが行われた後、西経一神父様の講演がありました。

講演のテーマは「愛するということ」。神父様は、南山中学・高等学校の校長先生も務めておられ、

非常にユニークな語り口で生徒たちにメッセージを送ってくださいました。

約1時間の講演は、笑いと静寂のメリハリがあり、中には一生懸命メモを取りながら、

神父様の話に聞き入る生徒もいました。

キーワードとして何度も伝えてくださったのは、

  • 誰一人、悪い子なんていない。みんないい子であること。
  • この社会は「交換」の世界であるが、両親は生まれた時から「無条件」で愛してくれていたこと。
  • 人が人を大切にすることに、理由などないこと。(あなただから大切)
  • 高校生くらいの年齢の時、自分は変われるということ。
  • 勉強を頑張ることで、物事の「背景」に気が付くことができること。

    以上5点を何度も繰り返し、そして生徒たちにわかりやすく結婚式でのエピソード・プロポーズの言葉・

ご自身が小学生だった時の先生の話・数学を学ぶことの理由など、いろいろな物語を交えながら講演を

進めてくださいました。

 赤ん坊の時に、両親は何もできないみんなをただ愛してくれたこと。見た目や能力、結果ではなく、

あなた自身の存在が尊いものであるということ。君たちは自分次第で、変わることができるということ。

目の前のことだけでなく、その背景や裏側を考えて生きていくためにも、勉強を頑張ることが大事であること。

全ての物語に笑いと静寂があり、あっという間に1時間が過ぎたように感じました。

 西神父様の講演を聞いて、カタリナ高校の生徒一人一人が、改めて日常生活を送っていく中で

大切にしていくべきものに気が付いてほしいと感じました。

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