62年間ありがとう　～笑顔で送ろう　旧校舎～

　聖カタリナ学園高校に新しい校舎が完成し、早一カ月が過ぎました。

４月２９日からは、旧校舎の取り壊しが始まりました。

旧校舎は６２年間もの間、たくさんの生徒を見守り続けてくれました。

４月８日の新学期始業式に、旧校舎から新校舎に机の移動をしていた際、

「寂しい」とつぶやく生徒もいたのが印象的でした。

　そんな中、４月２５日に一つのイベントを開催しました。

目的は、旧校舎の解体にともない、感謝の気持ちを表現し校舎とお別れすること。

昨年まで旧校舎を使用していた総合学科３年生と、スポーツ進学コース２・３年生が

イベントに参加しました。当日は各クラスで準備した絵具やスプレー、飾りを持ち込んで、

昨年使用していた教室に飾りつけをしました。

　それぞれのクラスが思い思いの絵を描いたり、メッセージを書いたり、

風船やモールの飾りつけをしたり･･･短い時間ではありましたが、クラスメイトと

協力し合って、教室との別れの時間を過ごしました。

その様子を各担任の先生が作成過程の動画や写真を撮影。

後日、動画や写真を見ながら、先生方で審査を行いました。その結果･･･

☆最優秀賞　総合学科３年４組☆
☆優秀賞　　総合学科３年３組☆

となりました。そのほかのクラスの飾りつけもよいものができていました。

 

本日昼休みに、校長室にて表彰式が行われました。(左から優秀賞・最優秀賞・記念写真)

　今回のイベントで、改めて日々の学校生活に「感謝の気持ち」を忘れないでいてほしいと感じました。

これからは新校舎が聖カタリナ学園高校の歴史を見守ってくれます。

いつまでも大切に使い続けてほしいと願っています。旧校舎･･･６２年間ありがとうございました。