チャイルドビジョン体験

　４月２１日(木)、専攻科１年生の小児総論の授業で「チャイルドビジョン体験」が行われました。
各自が作成したチャイルドビジョン（子どもだけに見える世界・模擬体験メガネ）を用いて、
幼児期における子どもたちの視点について学習を深めました。担当教員よりチャイルドビジョンの
概要について説明を受け、生徒たちは校内探索をスタート。

「下が見えない」「横に誰がいるか分からない」「こんなに見えていないの？」との声が上がりました。
階段昇降やベランダを想定した場所からの視界、目前を自転車が通過するスピード感、大きく見えるバス、
自動販売機を使うことの難しさなど、校内の様々な場所で「子どもの世界」を体験しました。

今回の授業では、子どもの視野の狭さを体感することで、子どもとの関わり方についての
ヒントを得ると同時に、身体的特徴や運動機能、発達などについても考える良いきっかけとなったようです。

６月から始まる病院実習。自分の思い描く看護師像に一歩でも近づけるよう、感謝の気持ちを忘れず
前進してほしいと願っています。