- 校長の声
令和5年度 看護科専攻科 後期始業式
先日の前期試験を終え、9月20日(水)に、看護科専攻科の
後期始業式が行われました。端正な身だしなみ、背筋の伸びた美しい姿勢で
式に臨む姿が印象的でした。
【校長式辞より】
おはようございます。今年度も1年の折り返し点を過ぎ、今日から後期が始まります。
1年生の皆さんは、10日間28科目の前期試験を終えたところです。
どうだったでしょうか。専攻科では初めての定期試験であり、高校の時とは違った、
より深い勉強をしたことと思います。
こうした勉強を通して、1年生から国家試験対策を行うことが重要です。
看護師の専門分化がすすみ、試験問題も難しくなってきています。
基本的な知識をもとに、系統だって考える力が求められます。
また、近年の傾向として、病院実習の実習場面で経験したことを基に問われる問題もあります。
病院実習については、10月30日から、4週間に渡って行われます。
専攻科1年生では期間が一番長い実習となります。気力・体力を養っておいてください。
また、長期間に渡りますので、綿密な学習計画を立て、しっかり準備して臨んでください。
2年生の皆さんは、10日間25科目の前期試験を終え、9月25日から
4週間の病院実習に入ります。この実習が、専攻科最後の実習、まとめの実習となります。
看護管理や、タイムマネジメントを学び、自分自身の看護観を明確にする、
これから先の看護師としての礎となる実習です。
そして、いよいよ2月11日に実施される国家試験まで、あと144日です。
最後の国家試験に向けて、しっかり準備をしてください。
ここで、皆さんも聞いたことがあるとは思いますが、今後の学習や病院実習の参考に
なると思い、看護師として働く上で大切なことを3つお話します。
1つ目は、患者さんの話をよく聞くことです。患者さんが抱える問題や不安を聞き出すことで、
より良い看護を提供することができます。
2つ目は、チーム医療の重要性です。医師や薬剤師、理学療法士など他職種の方々と
協力して患者さんを支えることが大切です。
3つ目は自己啓発です。自分自身も常に学び続けることで、より良い看護を提供することができま
す。
以上が、看護師として働く上で大切なことです。参考にしてください。
最後になりますが、学生時代にどのような取り組みをするかで、
将来の看護人生が大きく左右されると思います。両学年ともに、一日一日を大切に過ごし、
今、自分がするべきこと、今しか学べないこと、今しか感じ取れないことを、
探究心をもって取り組んでください。これからの皆さんの頑張りと成長を期待しています。
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