- 学校行事
聖母を讃える集い②
5月25日に行われた聖母を讃える集い。
みことばの祭儀が終わった後片柳神父様は、
「小さなことに大きな愛を マザーテレサに学ぶ神の愛」という演題でお話をしてくださいました。
ご自身の実体験を踏まえ、マザーテレサに直接会いに行ったこと。マザーに会ったことをきっかけに
神父になることを決めたこと。生徒が午後から行うボランティア活動についての心構えなど、
非常にわかりやすく、具体的にお話をしてくださいました。
その中で、マザーテレサの言葉を6つ紹介して下さいました。
1「あなたは愛されて生まれてきた、たいせつな人。」
マザーテレサの他者との接し方は、相手への「愛」「大切さ」を伝えていたそうです。
①いついかなる時、誰でも笑顔で歓迎していたこと。②いつ誰と話す時も目が輝いていたこと。
③話しの聴き方が常に相手を第一に見ていたこと。
④相手にぬくもりを感じさせていたこと。(握手、抱き寄せるなど)
2「貧しい人たちの中にイエスを見なさい」
相手の見た目や状態で判断するのではなく、一生懸命生きようとしているその人を見ること。
同じ人としてほっとけない→体が勝手に動く→それが「愛」であること。
3「周りの人から受け入れられず、自分でさえ自分を受け入れらないときでも、
神様はあなたを受け入れてくださいます。」
自分がだめだ、自分の思い通りにならない…そう思った時こそ、自分自身を振り返り、
人の言葉に耳を傾けてほしい。自分の実力を素直に認め、そこからどうするかを考えてほしい。
4「愛されるために、自分と違ったものになる必要はないのですよ。ありのままで
愛されるためには、ただ心を開くだけでいいのです。」
何かできる・何か価値があるから大切にするのは×→それは人ではなく「利益」を見ている。
成功してちやほやされることを夢見る人は多いが、必ずしも幸せなことではない。
成功しても失敗しても、(心を開いて)「あなたが大切」と言ってくれるひとがいることが幸せなのです。
5「私にできないことが、あなたにはできます。あなたにできないことが、私にはできます。
力を合わせれば、きっと素晴らしいことができるでしょう。」
相手をねたまず、自分自身の良さに気付くことが大切。
できることが違うだけで、助け合えば何でもできます。
6「大きなことをする必要はありません。小さなことに大きな愛を込めればいいのです。」
小さなことをしても意味がないと思う(×)、ボランティアをほめてもらいたくてする(×)
自分探しをしているとき間、自分だけをみる(×)
→小さなごみを1つでも拾うと街がきれいになります。
みんなが嫌がることを一生懸命に頑張れる人になればよい。誠実さ・信頼につながる。
周りの困りごと・苦しみに目を向け、困っている人をほっておけないのが本当のあなた。
約一時間の講演でしたが、それぞれの言葉に対して具体的にお話をしてくださり、
熱心にメモを取りながら聞く生徒も多くいました。午後からのボランティア活動につながる、
良いお話を聞くことができました。片柳神父様、ありがとうございました。
※後日、壮行会・ボランティア活動の内容を掲載します。
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