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2023/05/26
  • 学校行事

聖母を讃える集い②

5月25日に行われた聖母を讃える集い。

みことばの祭儀が終わった後片柳神父様は、

「小さなことに大きな愛を マザーテレサに学ぶ神の愛」という演題でお話をしてくださいました。

ご自身の実体験を踏まえ、マザーテレサに直接会いに行ったこと。マザーに会ったことをきっかけに

神父になることを決めたこと。生徒が午後から行うボランティア活動についての心構えなど、

非常にわかりやすく、具体的にお話をしてくださいました。

その中で、マザーテレサの言葉を6つ紹介して下さいました。

1「あなたは愛されて生まれてきた、たいせつな人。」

 マザーテレサの他者との接し方は、相手への「愛」「大切さ」を伝えていたそうです。

 ①いついかなる時、誰でも笑顔で歓迎していたこと。②いつ誰と話す時も目が輝いていたこと。

 ③話しの聴き方が常に相手を第一に見ていたこと。 

 ④相手にぬくもりを感じさせていたこと。(握手、抱き寄せるなど)

2「貧しい人たちの中にイエスを見なさい」

 相手の見た目や状態で判断するのではなく、一生懸命生きようとしているその人を見ること。

 同じ人としてほっとけない→体が勝手に動く→それが「愛」であること。

3「周りの人から受け入れられず、自分でさえ自分を受け入れらないときでも、

  神様はあなたを受け入れてくださいます。」

 自分がだめだ、自分の思い通りにならない…そう思った時こそ、自分自身を振り返り、

 人の言葉に耳を傾けてほしい。自分の実力を素直に認め、そこからどうするかを考えてほしい。

4「愛されるために、自分と違ったものになる必要はないのですよ。ありのままで

  愛されるためには、ただ心を開くだけでいいのです。」

 何かできる・何か価値があるから大切にするのは×→それは人ではなく「利益」を見ている。

 成功してちやほやされることを夢見る人は多いが、必ずしも幸せなことではない。

 成功しても失敗しても、(心を開いて)「あなたが大切」と言ってくれるひとがいることが幸せなのです。

5「私にできないことが、あなたにはできます。あなたにできないことが、私にはできます。

  力を合わせれば、きっと素晴らしいことができるでしょう。」

 相手をねたまず、自分自身の良さに気付くことが大切。

 できることが違うだけで、助け合えば何でもできます。

6「大きなことをする必要はありません。小さなことに大きな愛を込めればいいのです。」

 小さなことをしても意味がないと思う(×)、ボランティアをほめてもらいたくてする(×)

 自分探しをしているとき間、自分だけをみる(×)

 →小さなごみを1つでも拾うと街がきれいになります。

  みんなが嫌がることを一生懸命に頑張れる人になればよい。誠実さ・信頼につながる。

  周りの困りごと・苦しみに目を向け、困っている人をほっておけないのが本当のあなた。

 約一時間の講演でしたが、それぞれの言葉に対して具体的にお話をしてくださり、

熱心にメモを取りながら聞く生徒も多くいました。午後からのボランティア活動につながる、

良いお話を聞くことができました。片柳神父様、ありがとうございました。

※後日、壮行会・ボランティア活動の内容を掲載します。

 

 

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