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2019/02/01
- 校長の声
No.23 菜の花
1月30日(水)、華道部員(総合学科1年の門田さん・竹中さん、2年の大江さん・渡部さんの4人)が、季節より一足早い「春」を届けてくれました。花材はカラーとスイートピーと菜の花。早春の息吹さながらの淡い色合いが目を洗ってくれます。丈高いカラーの白い花のように見えるところは、ガクが変化したもの、だそうです。
何かと気ぜわしいこの時期、一瞬のコーヒーブレイクを!
「菜の花」で、みなさんが思い出す詩句は何でしょう?
「菜の花畠に入り日薄れ~」でしょうか?「菜の花や月は東に日は西に」でしょうか?
山村暮鳥の「いちめんのなのはな/いちめんのなのはな/いちめんのなのはな/いちめんのなのはな/いちめんのなのはな/いちめんのなのはな/いちめんのなのはな/かすかなるむぎぶえ/いちめんのなのはな」で始まる詩はご存知でしたか?
私が好きなのは、村木道彦の短歌です。
「過ぎゆきてふたたびかえらざるものを なのはなばたけ なのはなのはな」
村木は私と同世代の高校教師で、20代の作品をまとめた歌集一冊だけを出した人です。
学校の春、季節より一足も二足も早く呼び寄せたいものです。
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