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2026/07/02
- 校長の願い
親の出る幕
期末試験2日目の月曜日午後、進学・就職保護者説明会が実施された。全校生徒の保護者に呼びかけるのは、先月半ばに案内したPTA総会に続いて2度目となる。会場は、大きなスクリーンを使用するため白ゆり館に設営したが、総会の参加者数を大きく超える人数になった。このくらい集まっていただくと、主催した教員の話にも力がこもる。担当の一人は予定を10数分オーバーしてしまったが、それが苦にならない雰囲気であった。
ときに、進学も就職も、高校生を取り巻く状況は年々歳々変化している。十年も経つと激変である。つまり、保護者の方々の高校時代の体験を、そのままに活かすことはまず無理だろう。ましてや、そこからさらにさかのぼる私の経験なんぞ、何の役にも立たない。だからと言って、息子には「お前のしたいことをやってみろ」とか、娘には「あなたの好きなことをしてみたら」とかは、言わないよりマシとは思うが大した支援にはならない。
今や、親の多少の知識もスマホの前には微力となった。しかしながら、生徒たちの経験不足が生む判断の甘さを修正し得るのは、親世代の生活体験や社会的経験値に根差す眼力にもある。生徒がその一歩をどの方向に踏み出すべきか、考え始めるときこそは親の登場が求められるタイミング、親の出る幕であるだろう。そのために上記のような説明会へ参加するなど、生徒を取り巻く現状の認識をお願いしたい。
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